住宅購入をお考えの際、アクセス面や治安など地域の住みやすさは重要なポイントですよね。
しかし意外と見落としがちなのが、災害に強い街かどうかという事です。
地震や台風、水害などの「自然」を原因とする災害は、いつどこで起こるか分かりません。
そこで今回、京都府で住宅探しをしている方に、災害に強い街とは何か、又それを見分ける方法は何かご紹介します。
災害に強い街とは①:災害に強い街の特徴
自然が原因となる災害には、地震や台風、洪水、土砂崩れなどが主にあげられます。
それらはいつ起こるのかはっきりと予測する事は難しいですが、立地によって起こる確率は変わります。
例を挙げると、海沿い・川沿いは水害の起こる確率が上がり、山間部は土砂崩れの確率が上がります。
また、一般的に災害に強い地盤に共通している事は「高い・古い・固い」と言われており、土地の高さや歴史を知る事は重要なポイントです。
土地の固さに関しては、柱状図のチェックや現地調査で確認し、必要に応じて地盤の調査を依頼する事をおすすめします。
災害に強い街とは②:火災のリスクが高い街
火災は自室からの火の不始末が原因の場合もありますが、周辺からのもらい火や自然災害が原因となる火災もあります。
住宅の耐火構造も大切ですが、街選びも重要なポイントの一つです。
火災のリスクが高い街として、古い木造住宅が密集している地域や、自転車やゴミといった放火されやすい物が放置された地域があげられます。
特に火災の原因の第1位は放火なので、ごみ収集のルールを守らない人が多いエリアなどは危険と言えます。
災害に強い街とは③:地震の危険度が高い街
いつ起こるか分からない大地震に対し、常に高いレベルで警戒しておく事は難しいですよね。
しかし、地震は火災や水害を引き起こす原因になるばかりか、建物の崩壊などの危険性もある非常に怖い災害なのです。
その危険度は街によって異なり、エリアによっては火災・水害・建物崩壊が同時におきてしまう恐れが。
そこで行政が発表している「ハザードマップ」に目を通し、地震の危険度が高い街を見分ける事が重要になります。
ハザードマップとは被害予測地図とも呼ばれ、自然災害による被害を予測してその被害範囲を地図化した物です。
災害の発生地の他、避難経路や避難場所も記されているので、ぜひご確認下さい。
おわりに
いかがでしたか?
いざという時の災害に備えるには、街選びからすでに始まっているんです。
街や建物の状態・様子のほか、土地の歴史や行政の情報もチェックし、安全な街を見分けるようにして下さいね。
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