中古マンションを売却する際、おすすめの売却方法として不動産会社に買い取ってもらうことがよく挙げられますね。
中古マンションの買取で不動産会社が買主となった場合、メリットとなることは多いです。
一般人の方に売却する場合と比較して不動産会社へ買い取ってもらう場合はどのような違いがあるのか、買取というシステムの内容を詳しく理解することで、より自分にとって有利となる売却ができるでしょう。
今回は中古マンションの買取について解説します。
中古マンションの買取のメリット① 売却までのスピード
まず、最大のメリットとして一般的に知られているのが、決済までの早さです。
通常の購入者へ売却した場合には、ローン審査を組む必要があります。
しかし、不動産会社へ買い取ってもらう場合は現金でそのまま購入するケースが多く、またローンを組んだとしても、かなり短い期間で審査を終えることが可能です。
買主が不動産業者の場合だとやはり、会社が融資をすることになりますので一個人のお買い物よりも何事もスピーディーになるようです。
また、売却が難しい中古マンションの物件であっても買い取ってもらえる可能性は高いのです。
通常の購入者は自分のこれからの住まいを選ぶことになりますので、物件を事細かく慎重にチェックしますが、不動産業者の方は運用する物件として買取を行います。
つまり、一個人の好みに左右されず不動産物件として少しでも価値があれば買い取ってもらえるわけです。
中古マンションの買取のメリット② 仲介手数料と瑕疵担保責任
買取の場合、費用面に関してもメリットがあります。
通常の売却の場合とは違い、不動産会社が直接買主となるため、仲介手数料が発生しないのです。
また、瑕疵担保責任を負う必要がないのも大きなメリットの一つですね。
一般の方に売却する際は、売主として住宅の欠陥が見つかったときの義務として瑕疵担保責任を負う必要があります。
例えば、住居の雨漏りの原因が売主にあると判断された場合は瑕疵担保責任として補修費用を負担することになります。
そういったリスクを負わずに済むのは大きなメリットですね。
中古マンションの買取のデメリット 価格が安くなる
先ほどは買取のメリットを挙げましたが、それに伴いデメリットも発生します。
不動産会社は転売目的で中古マンションを買い取るわけですから、これからの転売の事を考えて物件にリノベーションなどを施す必要があります。
そのため、後の費用面の事を考える不動産業者にとっては、買取はどうしても安く済ましておかなければなりません。
他にも、マンション買取に伴う不動産所得税や、マンション売却に伴う広告費用などもありますので、不動産会社にとっては利益を上げるためには相場よりも低い価格でマンションを購入する必要があるのです。
まとめ
中古マンションの買取について解説しました。
より大きなメリットを得たい方はご自身がこれから売却する物件が、買取に向いているかご確認下さい。
一般的には、『築年数が極端に古い』『駅からの距離が遠い』などの条件の物件が買取に向いていると言われています。
不動産の運用はご自身にとって有利な選択肢が必ずございますので、物件に合った売却方法をぜひ慎重にご検討下さい。
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