不動産購入では、住宅ローンの返済ができるかどうかが一番大きな問題と考えている方がほとんどでしょう。
しかし、実は購入後に住宅ローン以外にも多くの費用がかかる事をご存知でしょうか?
ローン以外の費用によって家計が圧迫されないように、事前に購入後にかかる費用についても知っておきましょう。
今回は、不動産購入後にかかる住宅ローン以外の費用をまとめました。
1.固定資産税・都市計画税
不動産購入後は毎年支払いが必要になる税金です。
固定資産税の税額は、市町村が「土地」と「建物」の固定資産税評価額を決め、標準税率1.4%をかけた金額。
都市計画税は評価額に制限税率0.3%をかけた額となります。
ただし、土地の価格は変動するため、3年に1度、評価額の見直しが行われます。
毎年4月ごろに納税通知書が送られ、期日までに一括か、年4回の分納で納めます。
納税通知書が届いてから慌てないために、毎年10万円以上は固定資産税・都市計画税で必要になると覚えておきましょう。
2.保険
火災保険料や地震保険料、ローンによっては団体信用生命保険料が発生します。
火災・地震保険料は補償範囲や支払い方法によって金額が異なりますが、毎年数万円の支払いが必要になります。
一括で支払った方が割安になりますが、何十万円単位となるのでご注意を。
毎年の支払いを選んだ場合は、年末調整や確定申告で地震保険料控除が適用されます。
3.メンテナンス費
マンションの場合、毎月管理費や修繕積立金が必要となります。
マンションの規模や共用施設、管理サービス内容によってその額は異なりますが、一般的には管理費1~2万円、修繕積立金5千~1万円程度のマンションが多いようです。
戸建てに関しては、10年で100~200万円程度のメンテナンス費を見ておいた方がよいでしょう。
4.ローン金利
住宅ローンを利用すれば、当然金利がかかります。
例えば、3,000万円を35年・金利2%で返済した場合、金利の支払い額だけで1,000万円を超えます!
貯蓄ができたらこまめに繰り上げ返済をしていけば、金利分の支払いを減らすことができます。
ただし、ローンの種類や金融機関ごとに独自のルールがある為、事前のチェックが必要です。
おわりに
不動産購入後にかかる費用についてご紹介しました。
あらかじめこれらの費用を頭に入れておけば、購入の際にも身の丈に合った物件を選ぶ意識が芽生え、その後の支払いが無理なく行えるはずです。
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