中古マンションを購入する際には、新築物件購入時と同様に住宅ローンを利用する方がほとんどでしょう。
新築も中古も、金融機関が用意する住宅ローンに違いはありません。
しかし、利用の際にはそれぞれに異なる点も見られます。
今回は、京都・大阪で中古マンション購入を検討される方に、ローン利用時における新築と中古の違いや注意点をご紹介いたします。
住宅ローン、中古マンション購入における新築との違いと注意点
・諸費用
新築と比較して、中古マンション購入の際には仲介業者に支払う手数料が高くなる傾向があります。
中古マンションは物件価格の「3%+6万円+消費税」の手数料の支払いが必要なのに対して、新築マンションは無料です。
また、一般的に中古マンション購入時の諸費用(仲介手数用を含む)を合算すると物件価格の8%~10%程度かかると言われています。
(新築の場合3~5%)
3,000万円の物件の場合、その諸費用は240万円~300万円にもなります。
そのため、諸費用分を加味した額でローンの借入額を決定する必要があるでしょう。
・リフォーム費用
中古マンションの場合、物件によってはリフォームが必要となる場合があります。
住宅ローンとリフォームローンをセットで借り入れすることで、返済計画が立てやすくなります。
そのため、リフォームをする場合は早期に工事費用の見積もりを出すことが必要です。
・借り入れ期間
中古の場合、建物の耐久性の関係で借入期間が短くなる可能性があります。
しかし、新築よりも価格が安いため借入額は少なくなり、月々の返済額を新築同様に設定すれば15~20年ほどでローンを完済することも夢ではありません。
返済期間が短ければ変動金利などの低金利プランを選んでも金利上昇リスクが少ないため、返済額を大幅に抑えられるメリットもあります。
・入居までの期間
新築マンションの場合、物件を購入した時点でマンションが未完成な事も多く、入居までは1、2年かかることも。
しかし中古住宅であれば、すでに物件があるので契約がまとまれば1,2か月で入居出来ます。
入居が早ければ低金利のうちにローン返済を開始できるでしょう。
しかし、一方で入居までの時間が短いため住宅ローンをじっくり検討する時間的余裕がないとも言えます。
あらかじめどんなローンが良いのか、情報収集をしておくことが大切になります。
フラット35を利用するなら
住宅ローンでフラット35を利用する場合、中古物件は建物が住宅金融支援機構が定める技術基準に適合している事が条件となります。
そのため、検査機関などに物件調査の申請を行い、適合証明書を発行してもらいますが、中古マンションの場合は「中古マンションらくらくフラット35」に登録されている物件かどうかを確認することで、適合証明手続きを省略する事が出来ます。
ただし、登録されているマンションであっても適合条項によっては適合証明が必要となるケースもあるため、不動産会社に確認しておきましょう。
おわりに
金銭的に見ても魅力ある中古マンション。
住宅ローンを利用する際、上記の注意点を押さえて賢くローンを利用したいですね。
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