中古物件市場は近年活況を呈しています。
首都圏の中古物件価格は高値で推移していますが、京都・大阪等関西圏では価格下落が進み、低位で安定している状況。
そのため、買い手にとっては手に入れやすい状況と言えるでしょう。
そんな中古一戸建てを購入するなら、新築購入とは違うどのような特徴があるのか、あらかじめ知っておきたいポイントを3つにまとめました。
1.中古は物件により違いが大きい
新築物件の中でも、特に建売住宅では売りやすさを追求した間取りや設備を採用しており、建物ごとに大きな違いはありません。
しかし、中古一戸建て住宅の場合は築年数が違えばその時々のトレンドによって間取りや設備が異なってきます。
また、物件が注文住宅だった場合は売主の趣味を反映して個性的な造りになっていることもあり、中古の建物はバラエティに富んでいます。
また、同じ築年数の中古物件だったとしても、売主がメンテナンスしていたかによって劣化の度合いに大きな差が生まれます。
そのため、中古物件を選ぶ際には自らの目で複数の物件を見て、それぞれの物件の違いを吟味する必要があります。
2.敷地の境界でトラブルも
新築物件と違い、中古物件は売主が個人のため敷地の境界線等の問題があいまいなままで売りに出されているケースがまれにあります。
売買契約に伴う境界確認作業の際、はじめて隣地所有者との境界認識の相違に気付くということも。
このような問題が生じると、測量をやり直したり、さまざまな資料を調べなおしたりと引き渡しまでに時間がかかります。
そのため、気になる物件が見つかったら早い段階で媒介する不動産会社に境界線の確認を求めておきましょう。
3.中古物件購入にかかる諸費用
中古物件の購入には、媒介手数料の支払いが必要となります。
不動産会社が売主になっているなど取引形態によっては媒介手数料が不要の場合もありますが、多くの場合で支払いを求められます。
しかし、手数料が不要な新築物件には広告宣伝費や人件費など様々な販促費用が物件価格に含まれているだけであり、媒介手数料を支払う中古は損というわけではありません。
一般的に中古物件にかかる諸費用は、印紙税・媒介手数料などを含めて物件価格の7~10%程度と言われています。
おわりに
中古物件購入の基礎知識をご紹介しました。
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