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核家族化や高齢化が進み、一人暮らしするおじいちゃんやおばあちゃんが増えています。
そのため、離れて暮らす親や祖父母の安否が気になるという方も多いのではないでしょうか?
そのようなときにおすすめなのが、住宅の見守りサービスです。
この記事では住宅の見守りサービスとはどのようなものなのか、詳しくお伝えします。
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弊社へのお問い合わせはこちら住宅の見守りサービスとは?
まずは住宅の見守りサービスの概要や日本の現状を見ていきましょう。
冒頭でもお話ししましたが、核家族化や高齢化にともない、親や祖父母と離れて暮らす方が増えています。
ひと昔前は親子三世代で同居したり、スープの冷めない距離に住んだりするのが当たり前でした。
お互いに助け合いながら生活し、家族との距離がとても近かったのです。
最近は親と同居する方も減り、独立した子どもはそれぞれ自分の住宅を築くようになりました。
そのため、最近は高齢者の1人暮らしが増えつつあります。
年を重ねると体力や筋力といった体の機能が衰えていくため、転倒や急な体調の変化が心配です。
急なアクシデントにも気づきにくいですし、親が遠方に住んでいる場合、なにかあってもすぐに駆け付けられないかもしれません。
そのような不安を解消してくれるのが、住宅の見守りサービスです。
住宅の見守りサービスは、センサーやカメラ、電話や訪問というかたちで高齢者を見守り、何か異常があれば早期の発見を目的としています。
異常を感知するだけでなく、健康状態のチェックをおこなうサービスもあり、どのような見守りをしたいかによって選ぶことが可能です。
住宅における見守りサービスには、以下の6つの種類があります。
●センサー式高齢者見守りサービス
●訪問式高齢者見守りサービス
●カメラ式高齢者見守りサービス
●宅配式高齢者見守りサービス
●通話式高齢者見守りサービス
どれも高齢者のみが暮らす住宅向けの見守りサービスで、親や祖父母の安否を気遣うものとなっています。
自治体でも上記のような見守りサービスを提供していて、民間会社と連携するなど外部の力を借りているのが一般的です。
住宅の見守りサービスといってもさまざまなものがあるので、年齢や健康状態、ライフスタイルに合わせて選んでみてください。
なかでも人気なのがセンサー式とカメラ式、訪問式です。
次のセクションで内容を詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
住宅におけるセンサー式の高齢者見守りサービスとは?
住宅における見守りサービスの1つ、センサー式タイプとは、非接触型とも呼ばれ、利用者が直接機器に触れなくても異常を感知してくれます。
住まいに設置したセンサーが利用者の異常を感知し、一定時間反応がなければ家族に連絡が入る仕組みです。
なかには電気や水道などのメーターを利用し、使用量が急変した際、自動で通知されるタイプもあります。
センサー式のメリット
センサー式見守りサービスは24時間365日見守ってもらえるのがメリットです。
高齢者の事故やアクシデントはいつ起こるかわからないため、常に見守ってもらえるのは、家族の立場からしてみるととても心強いですよね。
センサー式なので高齢者側でなにかを操作する必要もなく、導入後も今までと同じ生活を送れるでしょう。
またほかのタイプに比べて価格が安く、手軽に導入できるのもセンサー式の魅力。
リーズナブルに安心を手に入れられるので、見守りサービスがはじめての方にもおすすめです。
生活スタイルに合わせた見守りをおこなえ、取り入れやすい価格帯がセンサー式のメリットといえます。
センサー式のデメリット
センサー式のデメリットは目視できないところです。
電気や水道などのメーターなどで判断されるため、「なにかあったのかも」という予測でしか異常を把握できません。
高齢者と直接コミュニケーションが取れるわけではないので、詳しい状況がわからず「結局親の住む住宅まで駆け付けた」というケースもあります。
センサー式の見守りサービスの場合、実際の状況を目で見てチェックできないという点をおさえておきましょう。
住宅におけるカメラ式の高齢者見守りサービスとは?
住宅におけるカメラ式の見守りサービスとは、高齢者の住宅にカメラを設置し、健康状態などをチェックするタイプです。
カメラを通して家族みんなが様子をチェックでき、マイクを付ければ会話やコミュニケーションをとることもできます。
家族はパソコンやスマートフォンで様子を見られるので、外出先でも安心ですし、気になったときにいつでも住宅の様子を調べられます。
カメラ式のメリット
カメラ式の場合、目視で状況を把握できるほか、直接コミュニケーションを取れるのがメリットです。
センサー式に比べて具体的な状況をチェックできるので、離れて暮らす家族はより安心感を得られます。
見た目に問題がなさそうでも、会話のなかで「なんとなくいつもと違う」「元気がない」といったことに家族は気づきやすいもの。
会話を通して異変に気づければ、適切な対応を迅速におこなえるでしょう。
カメラ式のデメリット
カメラ式のデメリットは、親や祖父母のプライバシーが守られにくいところです。
24時間365日カメラは稼働しているので、生活しにくく、ストレスを感じてしまう方もいます。
離れて暮らす家族にとっては安心できるカメラ式ですが、親や祖父母にとっては精神的な負担になることもあるのです。
そのためカメラ式を導入する際は、親や祖父母とあらかじめ話し合い、本当にカメラ式が適しているのかを見極めてください。
住宅における訪問式の高齢者見守りサービスとは?
訪問式の見守りサービスも、一人暮らしする高齢者の住宅におすすめです。
月に数回、専門のスタッフが高齢者の住む住宅を訪問し、健康状態や室内の状況をチェックします。
対面式見守りサービスとも呼ばれ、センサー式と異なり実際に対面できるのが特徴です。
訪問式の見守りサービスは、自治体はもちろん郵便局や水道局、電気やガス業者など地域の企業が実施しているので、1度問い合わせてみるといいですね。
訪問式のメリット
訪問式のメリットは、親や祖父母の顔を実際に見てもらえるところです。
センサー式だと把握できる状況に限りがあり、顔色や詳しい状況はチェックできません。
訪問式ならコミュニケーションがしっかり取れるので、離れて暮らす家族も安心です。
一人暮らしだとどうしても孤独感を感じてしまいますが、誰かが訪問してくれて話をするだけでも寂しさは和らぐもの。
「スタッフの訪問日が楽しみ」という声も多く、見守りサービスで安心感を得ながら、日々の生活がより充実したものになりそうです。
訪問式のデメリット
訪問式のデメリットは、緊急時の対応には不向きという点です。
訪問してもらえる日があらかじめ決まっているため、アクシデントの発生時にはすぐに駆け付けられないかもしれません。
また訪問されるのが億劫に感じる高齢者もいます。
そのときの体調や状況により、対面できない可能性もあるでしょう。
訪問日を増やすことも可能ですが、そのぶん費用が高くなるのもデメリットです。
まとめ
この記事では住宅の見守りサービスをテーマに、センサー式とカメラ式、訪問式の特徴やメリット、デメリットをお伝えしました。
一人暮らしする高齢者の増加にともない、住宅の見守りサービスの需要は今後も増え続けていくと思われます。
親や祖父母を守りつつ、離れて暮らす家族の安心のために、ぜひ見守りサービスの導入を検討してみてください。
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