マイホームを購入する際に、住宅ローンの借入をご検討している方も多いのではないでしょうか。
住宅ローン控除が適用されるには、その年の年末まで家屋で暮らしていることが条件です。
また、転勤や仕事の都合で自分だけ転居している場合は、家族が元の家屋に住んでいれば、住宅ローン控除を受けることができます。
災害が起きると住宅ローンの返済だけ残ってしまうこともありますので、適用の条件は慎重に確認しておきましょう。
災害後に元の家屋に戻ってきた場合……住宅ローンはどうなるの?
災害が起きて、一度転居してしまう場合もあるでしょう。
以前は、その期間は住宅ローン控除が適用されないため、補償金を受け取ることができませんでした。
しかし、東日本大震災の際に、被災した方々が住宅ローンの控除が受けられなくなり、特例として激甚災害の場合は、住宅ローン控除を継続して受けられることになりました。
そして、平成28年度の税制改正で、災害によって居住できなくなっても、住宅ローン控除を引き続き受けられることが決まったのです。
また、再建支援法適用者が家屋の再取得をした場合には、災害前の住宅と新たに取得した住宅にかかる住宅ローンの控除を、重複して受けられるようにもなっています。
災害を考慮した住宅ローン対策をしよう!
マイホームを購入する時は、税金や家の金額を考えがちで、災害が起きることは予想していない人も多いのではないでしょうか。
補償金や還付金などの制度は、大きな被害が出た時に守ってくれるものです。
しかし、災害ではもらえる補償金や還付金以上に、損害があることも多いでしょう。
そのため、災害が起きることを想定して対策をしておくことが、自身の身を守ることにつながります。
福島で大震災が起きたように、いつどこで災害が起きるか分かりません。
他人事だと思い、災害対策をしていないと将来後悔してしまうかもしれません。
そのため、対策として保険に加入しておくことがおすすめです。
地震や火災、津波の災害の保険に入っていれば、将来災害に見舞われた時にも負担金が受け取ることができ、全財産を損失することを未然に防ぐことができます。
まとめ
今回は、災害時の住宅ローンについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
しかし、災害は予測することは不可能であり、いつ被災するか分かりません。
災害が起こることを前提に対策をしておくことで、家や家族を守ることにつながります。
皆さんも住宅ローンと災害について、一度見直してみてはいかがでしょうか?
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