マイホーム購入の際、ほとんどの方は住宅ローンを組むことを考えます。
住宅ローンを申し込んだ時の審査基準の一つには申込者の年齢がありますが、何歳まで申し込むことができるのか、年齢制限があるのかどうか気になる方もいらっしゃるでしょう。
今回は、住宅ローンを組む際の年齢についてご紹介いたします。
住宅ローンを組むことができる年齢は?
住宅ローンを組むことができる年齢は、金融機関によって異なります。
一般的には、65歳~71歳までに融資を開始し、80歳までに返済を終えるということを条件としているところが多いです。
そのため、定年退職後でも住宅ローンを組むことは可能と言えます。
ただし、住宅ローン返済開始の時期が遅ければ遅いほど返済期間が短く、年齢が上がるにつれて収入が減るため、その分審査は厳しくなることが予想されます。
また、年齢が上がるほど自身の病気や家族の介護など、不測の事態で返済ができなくなる可能性もあります。
そのため高齢で住宅ローンを組む時は、頭金を多く用意して返済シミュレーションを考えるなど入念な準備が必要です。
住宅ローンを組む前に注意したいこと
・ライフステージごとの支出を考えておく
お子さんのいる家庭は、住宅ローンのほかに教育資金も蓄えておく必要があります。
幼稚園から大学までの学費は、1,000万円を超えると言われています。
どの年代でいくら必要になるのかしっかりシミュレーションしておきましょう。
・住宅ローンを組む時は返済可能を基準にする
銀行の審査などで融資可能と判断されても、実際に同じ額を返済できるとは限りません。
少し面倒ですが、キャッシュフローを書き出しておくことをオススメします。
キャッシュフローを作成することで返済スパンを把握し、繰り上げ返済可能額など予測することができます。
・年収シミュレーションで返済比率に余裕を持たせる
フラット35では、年収に対する返済比率を30~35%に定めていますが、実際にそのパーセンテージギリギリで住宅ローンを組むと、生活にゆとりがなくなる可能性があります。
そのため、返済比率は15~20%に収めることをオススメします。
まとめ
年齢を重ねて住宅ローンを組むことを躊躇していた方は、返済シミュレーションをして無理なく返済できる見通しがあれば、まだ遅くはないかもしれないですね。
焦って無理な住宅ローンを組んで返済に苦しむより、しっかり計画を立ててマイホームの購入資金を集めましょう!
京都・大阪でマイホームの購入を検討している方は、センチュリー21グローバル不動産販売までぜひご相談下さい。