結婚や子供が産まれるなど、家族が増えると、家の買い替えが選択肢に入りますよね。
賃貸にするか、マイホームの購入か、大きな悩みでもあります。
購入するにしても、どの土地に住むか決めるだけでも、検討が必要です。
周辺環境や、職場や学校までのアクセス、日用品の買い物、病院などなど。
あれもこれもでは中々決まりませんが、最善は尽くしたいですよね。
しかも、人口減の今、住む人を増やそうと、様々な助成を設ける自治体が多くあります。
例えば大阪市。
新婚世帯と子育て世代のマイホーム購入・買い替えに、助成制度があること、ご存知でしょうか。
大阪市新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入融資利子補給制度
最後の方、難しい漢字が続くので、一瞬なんのことか分からなくなりそうですが、ラスト6文字を読むと、利子補給制度、とあります。
住宅ローンの利子を補給する、すなわち、大阪市での新規・買い替え等マイホームの購入には助成があるということです。
金額は、年末の償還元金残高(最高2000万円)に対し、年利率0.5%以内で計算します。
例えば、年末償還元金残高が1800万円で住宅ローン融資が0.6%の場合の計算方法は、
1800万 × 0.5%(0.5%を超えるため) = 9万円
となります。
つまり、2000万円×0.5%の年間10万円を最高額として、5年間まで貰えます。
利子補給制度が適用される方
助成の対象となるのは、大阪市内に新規や買い替えでマイホームを購入した人のうち、新婚世帯と子育て世帯です。
新婚世帯とは、婚姻届を出してから5年以内の世帯のうち、申込者と配偶者ともに40歳未満である世帯を指します。
子育て世帯とは、申込者または配偶者に、小学校6年生以下の子どもがいる世帯です。
ただし、所得制限があり、前年の所得金額が1200万円以下という上限があります。
住宅取得の契約から、1年以内に申し込むことが必要ですので、その点も注意してくださいね。
利子補給制度の対象住宅は?
助成の対象となる住宅にも、要件があります。
まず、床面積(マンションにおいては専有面積)が50平方メートル以上を求められます。
そして、建築基準法で定められている、検査済証の交付を受けている住宅であること。
中古住宅の購入でもこの助成を受けることは可能ですが、一定の性能評価や耐震基準をクリアしている必要があります。
住宅ローンについても、返済期間が10年以上で、融資利率が0.1%以上必要です。
さらに、金融機関についても、指定の金融機関を利用する必要があります。
この利子補給制度を利用しようと考える場合は、必ず大阪市のウェブサイトなどで確認をしてくださいね。
まとめ
なにかと物入りな、新婚・子育て世帯。
新婚でマイホームを購入する方も、子育て世代で買い替えを検討している方にも、大阪市の利子補給制度は住宅購入の助けになってくれそうですね。
不動産会社やモデルハウスなどで、ぜひ夢のマイホームプラン、作ってみてください。
大阪市で、子育てやマイホーム購入など移住をお考えの方は、お気軽にご相談下さい。