古都の雰囲気が漂い、国内外から多くの観光客が訪れる人気の京都。
街中には民家やお店など築年数が古い建物も多く、古き良き景観を楽しむことができます。
そんな京都で不動産売却を行う場合は、いくつかポイントがあることをご存知でしょうか。不動産売却を行う前にそのポイントを知っておくと、よりスムーズな売却ができるかもしれません。
今回は、不動産売却を検討している方に知って欲しい売却方法ついて解説します。
京都で不動産売却をスムーズに行う方法① 土地が求められている理由
まず、京都独自の地域色としては、移住者や不動産を購入する方の需要が高い特徴があります。
しかし、高さ制限などによって建物に規制があり建築可能なエリアが限られているため、集合住宅などが少ないのが現状です。
また、条例などで新しく建物を建築することが難しいエリアにある物件の場合、築年数が古い戸建ては売却が難しい傾向にあります。
さらに、京都は関西地方の中でも相場が高めであることに加え、それを大幅に超えた高価格の物件は、他の地域と同じように好まれません。
観光としては人気の古民家も、実際に住むことを基準に考えると「古い物件は京都らしくて良い」とならないケースも珍しくないのです。
そのため、京都で戸建ての不動産売却を行う場合は、建物がない土地にして売る事をお勧めします。
京都で不動産売却をスムーズに行う方法② 更地にして売る事のメリット・デメリット
続いて、不動産物件を更地にして売る事のメリット・デメリットをご紹介しましょう。
まずメリットとしては、古い建物がない=新しい建物をすぐ建築できることと、買主様は解体費用を負担しなくてよい点が挙げられます。
もし建物が残っている土地なら、買主様は建物を取り壊すための費用も必要になるため、それがハードルとなって売却がなかなか決まらないケースも考えられます。
その点、更地は売主様が解体してくれているので、買主様の手間や費用の負担軽減になるのです。
また、中古物件を売買する際は、売主様は買主様に対して瑕疵担保責任を負わなくてはいけませんが、建物がない土地はその責任を負う必要がありません。
一方デメリットは、売主様に解体費用の負担があることです。
また、買い手が見つかるまでは売主様が所有者となっているため、土地の固定資産税を納めなくてはいけないという点も挙げられます。
ですが、古民家付きで長い期間買い手が見つからないより、家を取り壊して更地にする方が早めに売却できる可能性があるなら、やはり更地にして早めに購入者を見つけるのがベストでしょう。
解体費用は掛かりますが、ブランド力のある京都は不動産市場の相場も平均的に高いので、売却が決まれば総合的に利益が出る額で売れる可能性もあります。
また、更地での売却は必要な手続きも少ない為、スムーズに不動産売却を行えますよ。
まとめ
京都でより円滑に不動産を売却する方法をご紹介致しました。
不動産売却の前には、その土地ならではの事情もしっかり理解して、自分に合った方法で売却をしましょう。
私共センチュリー21グローバル不動産は、京都の不動産売却に関するご相談を承っております。
今後売却予定の方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。