誰も住んでいない空き家。
全く利用していない場合でも、維持するには固定資産税といった税金の他様々な管理費がかかるんです。
また定期的にメンテナンスや清掃などをしなくてはならず、手間や時間も取られてしまいます。
そこで今回、空き家維持にかかる管理費や労力について説明いたします。
空き家の管理費①:空き家にかかる税金
不動産を所有していると、必ず発生する税金があります。
それは、一切使用していない空き家でも同じです。
空き家にかかる税金は
・固定資産税
・都市計画税
の2つです。
固定資産税は土地と建物にかかる税金で、軽減措置があるものの毎年数万円~数十万円かかる事も。
都市計画税は市街化区域に所在する土地や建物に課税され、郊外や地方へいくほど高くなる傾向にあります。
空き家の管理費②:税金以外の費用
空き家を維持するには、税金以外にも費用がかかります。
建物にかけている各種保険料や、電気・水道をそのままにしている場合、光熱費・建物の劣化に伴う修繕費など、年間で最低でも数万円の出費になる可能性が。
住居者のいない空き家は、人が住んでいる家と比べ何倍もの速さで劣化が進むと言われているので、修繕内容によってはかなりの金額が必要になる事もあります。
屋根の破損や外壁の破損は落下の危険性があるので、定期的にチェックしましょう。
空き家の管理費③:定期的な管理で発生する労力
空き家の劣化を防ぎ、近隣住民とのトラブルを避ける為には、定期的に所有者が管理しなければなりません。
人の出入りが無い建物は湿気が溜まりやすいので定期的に換気をし、敷地内の雑草の除去や庭木の剪定をする必要があります。
また、野良犬や野良猫が住み着いてしまっていると排泄物から悪臭が発生するので、綺麗に清掃し害虫による被害などもチェックします。
樹木が台風などで飛ばされケガ人がでると、所有者の責任問題になるので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
空き家は所有しているだけで、様々な管理費や管理労力がかかります。
しかし空き家を放置すると将来売却する際や、セカンドハウスとして使用する際に住居不可能という事になる恐れがあるので、定期的な手入れやメンテナンスなどの管理が必要です。
私共センチュリー21グローバル不動産では、空き家管理サービスをおこなっております。
定期的な巡回や簡単な清掃、通水や雨漏り・カビの確認など、様々なサービスがあるので、ぜひ一度ご相談くださいませ。