マンションを売却する際、それまで使っていたエアコンはどうされますか?
「そのまま取り付けておいた方が、査定額が上がるかも?」
「でも、新居では新しい物を使うから、そのまま置いていこうか・・・。」など、いろいろ悩まれるでしょう。
今回は、マンション売却時のエアコンの扱いをどうするべきか、ご説明いたします。
マンション売却査定にエアコンは影響しない
「新しいエアコンだから置いていけば喜ばれるに違いない!」と考えるかもしれませんが、実はそうでもないのです。
まず基本、エアコンは3年以内の新しい機種であってもマンションの査定価格に影響しません。
エアコンなどの付帯設備は買主の好みもありますので、最新の機種だからといっても必ずしも喜ばれるわけではないからです。
また、エアコンがついているからマンションが売れやすいというものでもありません。
マンション売却時、エアコンは撤去するのが基本です。
なぜなら、エアコンをそのままにしてマンションを売却した場合、引き渡し後に調子が悪くなれば「すぐ壊れたから修理代を出せ!」といったトラブルとなる可能性があるからです。
マンション売却時、エアコンを付けたままにするなら
「エアコンは取り外すのが基本」とご紹介しましたが、必ずしも撤去しないといけないわけではありません。
エアコンを付けたままマンションを売却するなら、付帯設備表を作成する必要があります。
付帯設備とは、売却の際にマンションとともに買手側に所有権を渡すものです。
付帯設備表に書いたものは、必ず物件と一緒に引き渡さなければなりません。
付帯設備表は不動産会社が用意いたします。
例えエアコンが壊れていたとしても、取り付けたまま売却することは可能です。
しかし、あとで「壊れていて使えないじゃないか!」とクレームにならないように、事前に買手側には故障していることを伝えましょう。
その際、取り外してほしいと言われれば応じる必要があります。
エアコン、外すとマンション売却に影響が⁈
長年使用したエアコンは、取り外すとその後ろのクロスが変色していたり、ほこりが溜まっていたりとかなり見栄えが良くありません。
一生懸命掃除をしても、経年変化による汚れはそう簡単には落ちないでしょう。
また、取り外した場合はエアコン設置の際にあけた穴を塞がなけらばならないこともあります。
そのため購入希望者が物件見学に来る際は、良いイメージを与えるために、たとえ壊れていてもそのままにしておいた方が良いでしょう。
買手にいらないと言われた時に取り外すことをお勧めします。
おわりに
マンション売却時のエアコンの扱いについてご紹介しました。
センチュリー21グローバル不動産販売では、京都・大阪のマンション売却をお手伝いしております。
メールでの簡単査定も行っていますので、お気軽にご利用ください。