東京都新宿区にある「新宿御苑」は、都心のど真ん中にある自然に溢れた場所です。
多くの歴史的建造物があることで知られており、広々とした敷地は58.3ha、周囲3.5kmもあります。
海外や遠方からも観光に訪れる方がいるほど名の知れた場所ですので、ぜひ歴史を感じに足を運んでみてください。
本記事で、園内にある施設をチェックしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら東京都新宿区にある新宿御苑の庭園について
東京都新宿区と渋谷区にまたがる「新宿御苑」は、1879年(明治12年)に開設されました。
東京の都心でもっとも美しいといわれる日本庭園は、日本の歴史を存分に感じることができ、またフランスやイギリスの様式に倣った西洋式庭園は、一気に異国情緒を感じさせてくれます。
そんな新宿御苑で楽しめる庭園をご紹介しましょう。
西洋庭園とは
広さ58.3ha、周囲3.5kmの新宿御苑には、日本庭園や西洋庭園をはじめさまざまな庭園があります。
西洋庭園は正しくは「整形式庭園」「風景式庭園」と呼び、フランスの造園家がデザインしたヨーロッパ式の庭園になります。
整形式庭園には110種類約500株の色とりどりなバラが咲き誇り、季節によって庭園の雰囲気もがらりと変わります。
メインとなるのはバラの花壇ですが、他にも左右対称に植えられた計約160本のプラタナスも見どころです。
一方で風景式庭園は、一面芝生が広がる庭園になります。
青空と芝生のコントラストは、天気が良い日は一層魅力的に映り、全身で自然を感じることができるでしょう。
またビスタラインの中央には、新宿御苑のシンボルツリーともなるユリノキ(高さ30m以上)がそびえたっています。
日本庭園とは
日本庭園は、池泉回遊式の庭園や玉藻池、母と子の森などがあります。
池泉回遊式はもともと鴨場として作られ、昭和のはじめに改装されました。
風情溢れる景色は、時間の流れをゆっくり感じさせてくれるでしょう。
玉藻池は、江戸時代の内藤家の面影をきちんと残しているため、これまた歴史を感じることができます。
大木戸休憩所の上に作られており、池にしな垂れるように伸びているイイギリの枝は木陰になっているので、時々カルガモの集団が羽休めとして集まってきます。
それを眺めるだけでも素敵な時間を過ごせます。
母と子の森は、1985年(昭和60年)に作られた自然観察フィールドです。
都会に住んでいる子どもたちが自然とふれあえるように、木々や草花、昆虫などが多く生息しています。
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東京都新宿区にある新宿御苑の歴史的建造物について
新宿御苑には、実に多くの歴史的建造物があります。
先ほどご紹介した庭園もそうですが、明治時代に創建された旧洋館御休所や擬木橋など、あちらこちらに当時の面影を残しています。
ここでは、それぞれの建造物について魅力をご紹介します。
旧洋館御休所とは
旧洋館御休所は、1896年(明治29年)に創建されました。
現在の規模になったのは1924年(大正13年)、アメリカの建築様式スティック・スタイルを基調として作られたため、洋風な雰囲気を漂わせています。
元は皇族が温室で植物を鑑賞する際の休憩所として使われていましたが、大正時代後半にはゴルフやテニス、クラブハウスとしても使用され、開催されたパーティには国賓も参加していたほどです。
その後も管理事務所として使われるなど、さまざまな歴史が残っています。
また1945年(昭和20年)の戦災で新宿御苑はほぼ焼失していますが、旧洋館御休所だけは被害を免れました。
旧御涼亭とは
旧御涼亭は、1927年(昭和2年)に後の昭和天皇である皇太子が、御成婚記念として献上した建物になります。
日本では数少ないとされる中国ビンナン建築様式の特徴を取り入れており、「台湾閣」とも呼ばれています。
水の上に建っているため、夏場でも涼を感じることができるでしょう。
また旧御涼亭から眺める景色は、影とのコントラストでより緑が輝いて見えます。
時間を忘れてゆっくりするのも良いですし、散策途中に涼をとるのにもおすすめの空間です。
旧門衛所とは
旧門衛所は、1927年(昭和2年)に建てられました。
新宿門に向かう途中には「旧新宿門衛所」が、大木戸門には「旧大木戸門衛所」があり、いわゆる門を守る方が常駐していた場所です。
現在の警備員に近いかもしれません。
ただし、法律上の位置づけでは門衛と警備員はまったく異なります。
旧衛門所は非常に歴史的価値が高く、今でもその価値が評価されているほどです。
その他の歴史的建造物
他にも、新宿御苑にはさまざまな歴史的建造物があります。
たとえば「擬木橋」はフランス人技師が設営工事をおこなったことで知られています。
セントルイス万博で展示されていたものを使用しており、日本では初となるデザインは多くの方に衝撃を与えました。
さらに「旧温室の遺構」は、初期の温室の遺構になります。
1893年(明治26年)から1914年(大正3年)にかけて建てられ、基礎石部分の上には切石と煉瓦が積まれた構造になっているのが特徴です。
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東京都新宿区にある新宿御苑の概要
最後に、東京都新宿区「新宿御苑」に訪れた方の口コミをご紹介します。
初めて行かれる方のために、所在地やアクセスなどの概要も記載しますので、ぜひ参考にしてみてください。
新宿御苑の概要
新宿御苑では、毎年さまざまな行事を開催しています。
また四季折々の見どころもたくさんありますので、いつ訪れても楽しむことができます。
園内には食事処・土産屋もありますから、観光にも最適でしょう。
新宿御苑の概要は、以下のとおりです。
●所在地:東京都新宿区内藤町11番地
●アクセス方法:東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅出口1より徒歩5分、東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅E5出口より徒歩5分
●開園時間:(10/1~3/14)9:00~16:00、(3/15~6/30・8/21~9/30)9:00~17:30、(7/1~8/20)9:00~18:30
●休園日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
●入園料:(一般)500円、(65歳以上)250円、(高校生以上の学生)250円、(中学生以下の小人)無料
●駐車場:有
温室の利用時間は開園時間とは異なりますので、ご注意ください。
また、春の3月25日~4月24日と秋の11月1日~15日は特別開園期間となっていて、この期間中は無休となります。
学生の方は学生証の提示も必要なため、忘れずにご持参ください。
新宿御苑は年間パスポートもあり、一般2,000円、高校生1,000円でご利用できます。
年間をとおして楽しめることができるためおすすめです。
新宿御苑へ行かれた方の口コミ
「無料散策路もあり楽しめます」や「新宿のど真んなかで自然を堪能でき、お花見がしたくて久々に訪れましたが、桜が満開でとても綺麗でした」などの口コミがあり、好評なのが伺えます。
「お花見の場合は予約が必要になるため入れず残念でした」という口コミもあるため、お花見の際は事前に予約をしておきましょう。
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まとめ
「新宿御苑」は、東京都新宿区のど真んなかでたっぷり自然を感じられる場所です。
都会の空気に疲れた心を癒したり、春になると桜が満開になるので四季折々の変化も感じられるでしょう。
また歴史的建造物は、当時の面影を残していて魅力的なので新宿区にお越しの際は足を運んでみてはいかがでしょうか。
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