いつもとは違う場所で生活ができる、そんな楽しみを持つのがセカンドハウスです。
一般的な別荘とはどういったところが違うのか、またセカンドハウスを持つメリットとはどういったものがあるのかご紹介いたします。
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弊社へのお問い合わせはこちらセカンドハウスの魅力や定義と別荘との違いについて
普段生活する家とは異なる2つ目の住まい
その名前のとおり、普段生活に使用する住まいとは別に、新たなところで過ごすための場所というのが定義内容です。
事実上、定期的に使用する、2つ目の住まいともいえます。
テレワークの普及が進む現代にとって、仕事に没頭するための場所として、セカンドハウスの購入を検討されるかたも増えています。
また、セカンドハウスは購入以外にも、期間を定めた賃貸利用というのも可能です。
家族と過ごす家とは別に、自分だけの時間を過ごしたい、という場合にも魅力的といえます。
あくまで日常生活を過ごすための場所
別荘と大きく異なるのが、あくまで日常生活に使うための物件、というのが定義です。
したがって、生活に欠かせない電化製品や寝具、冷暖房器具など揃っていることなど、普段の住まいと同じような扱いをしなければいけません。
また、平日の利用を検討している場合、職場までの距離があまりにも遠い場合、セカンドハウスとして認められない場合もあります。
用途に合わせて、第二の住まいとして認められる物件を探すようにしましょう。
必ず月に1日以上住むことが条件
先ほども述べたとおり、セカンドハウスは別荘のような利用が出来ません。
したがって、定期的に生活をする必要があります。
具体的には、最低でも月に1日以上住むことや、週末・平日など曜日を定めた上で利用しましょう。
夏場や冬場といった、1シーズンのみの住まいですと、別荘という見方がなされています。
違反すると、建物所有に関する税制上の優遇が受けられなくなるので注意が必要です。
別荘は生活ではなく休養をするための場所
セカンドハウスとは異なり、別荘は日ごろの疲れを癒すために利用するための場所です。
したがって、テレワークなど仕事の場面で使用せず、休養するためのものとして考えるようにしましょう。
別荘はセカンドハウスと異なり、住まいや勤務地から離れている場所など、山間部や海沿いなど、リゾート地に建てられるケースが多いとされています。
そのため、居住用財産として認められないため、税制上に関する優遇がほとんどありません。
また、建物の場所からセカンドハウスと別荘との違いが見分けられやすいともいえます。
セカンドハウスを持つメリットや魅力
財産として子どもたちに残せる
セカンドハウスの一番のメリットは、他の住まいと同じく財産として保有することができます。
したがって、子どもたちが将来大きくなったとき、財産として受け渡すことも可能です。
セカンドハウスは別荘と違い、普段の生活でも利用できる物件であるため、子ども夫婦が住むための場所としても活用できるでしょう。
考え方次第では、2代・3代と受け継がれる物件として利用することも可能です。
税金対策になる
現金とは異なり、セカンドハウスを財産として保有する場合、税金対策としても有効です。
そのため、相続時におけるお金のトラブルも、あらかじめ遺言などにまとめておくことで、スムーズに受け渡すことができます。
セカンドハウスが受けられる税制上の優遇は、固定資産税や不動産所得税といったものです。
固定資産税は、小規模住宅用地であれば他の不動産と比べ、算定基準の6分の1まで抑えることができます。
また、税金の金額も半額になるため、別荘を持つよりもぐっとお財布に優しいといえるでしょう。
なお、それぞれの税制上の優遇における期間は3年間となっており、マンション所有の場合は5年間適用されます。
いつもとは違った場所からの出勤
セカンドハウスを持つメリットはお金の面だけではありません。
いつもとは違った場所から出勤や通学などするといった、精神面でのメリットも大きいといえます。
特に、都心部など満員電車での通勤がつらい、と悩んでいる場合、通勤がしやすい場所にセカンドハウスを持つことで、出勤時のストレスも軽減できます。
気分転換の場所として活用できるのも、セカンドハウスの特徴といえるでしょう。
オンとオフの切り替えがしやすい
セカンドハウスを週末に利用する場合、仕事などから解放できる場所として活用できます。
別荘とは異なり、完全な遊びの場としては使えませんが、アウトドアグッズや家族で使うスポーツ用品などを置いておくのもよいでしょう。
セカンドハウスを拠点に、週末の予定を立てる、というのも第二の住まいを持つ魅力といえます。
仕事や家事が忙しく、なかなか心のオンとオフが付けづらい、というかたにはうってつけの物件です。
魅力あるセカンドハウスが持つデメリット
防犯対策が必須
セカンドハウスは普段の住まいとは異なり、建物内に誰もいない日というのが発生してしまいます。
そのため、泥棒や不法入居などのトラブルに巻き込まれないためにも、しっかりとした防犯対策が必須となります。
たとえば、設置するカギは二重に用意しておくことや、建物から離れるさいには戸締りを忘れずにおこなう、といったことです。
そのほかにも、人目があまりつかない場所の場合、セキュリティーサービスに申し込んでおくのもよいでしょう。
月に一度も行かない場合はNG
セカンドハウスは便利な反面、完全に生活から切り離すことができません。
どんなに忙しいシーズンであっても、月に一度も住まないというのはNGです。
せっかく税制上の優遇を受けられたとしても、セカンドハウスとしての利用が認められなくなった場合、大きな損失に繋がってしまうため注意しましょう。
また、別荘とは異なり、普段から利用する住まいということもあり、いざ売却するとなった場合に思ったよりも価格がつかない、というデメリットもあります。
そのため、日ごろから通える場所にするなど、物件探しは慎重におこなう必要があります。
住宅ローンの審査基準が厳しく利用できない
一般的に住宅ローンというのは、1つの世帯に対して1軒のみの利用となっています。
したがって、金融機関でローンを組むとなった場合、セカンドハウス用のローンを利用しなければいけません。
しかし、審査基準が一般的な住宅ローンよりも厳しく定められているため、購入を断念しなければいけないという場合も少なくないでしょう。
そのため、ローンでセカンドハウスの購入を考えている場合、普段住んでいる物件のローンを完済したあとや、ある程度貯蓄がある状態で申し込むのが大切です。
住まいの管理費用が余計にかかる
別荘とは異なり、セカンドハウスでは一般的な住居と同じく、固定費として水道代や光熱費などが発生するのがデメリットです。
そのため、2軒分の管理費用を払える貯蓄を用意しておきましょう。
また、建物の劣化を修繕する費用や、敷地内の清掃などもこまめにおこなわなければいけません。
あまりに手入れが出来ていないと、セカンドハウスとしての利用が認められない場合もあるため、注意が必要です。
まとめ
セカンドハウスは日ごろ生活する家とは違った楽しさのある、第二の生活拠点です。
別荘とは異なり税制上の優遇や税金対策がおこなえるため、資産として持っておくのもよいでしょう。
ただし、定期的な生活場所としての利用を忘れないようにしなければいけません。
住まいから離れすぎた場所でセカンドハウスを手に入れないようにするのもポイントです。
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