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先々まで、家族みんなが快適に暮らせる戸建てマイホームをお考えですか?
そんな方に、快適な生活をサポートする設備「ホームエレベーター」があります。
耐久性や機能性に優れ、住まいの資産価値も向上させます。
今回は、高齢の方がいる家庭はもちろん、2階リビングの住まいなどにもおすすめの「ホームエレベーター」の特集です。
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弊社へのお問い合わせはこちら「ホームエレベーター」とは?設置するときの選び方や種類
幅広いニーズの「ホームエレベーター」とは?
「ホームエレベーター」は、個人の自宅に設置するエレベーターをさします。
長寿命社会で高齢の方がいるご家庭はもちろん、実は、さまざまなケースで設置されています。
たとえば、40代前後の夫婦が、先々を見据えてマイホームに採用されるケースも見られます。
小さいお子さんや高齢の方が同居する場合、階段利用よりも安全として、ホームエレベーターの設置を検討されるパターンもあります。
ほかにも、2階リビングの家や、3階建て以上の多層階住宅への設置も、ホームエレベーターは活躍します。
家庭用とはいえ、耐用年数も20年から30年ほどと、長くにわたって家族をサポートしてくれる設備ですよ。
2つの駆動方式
ホームエレベーターが動く仕組みは、2つの駆動方式のいずれかです。
まず「油圧式」は、カゴ部分をジャッキで支え、油の圧力を制御することで昇降します。
オイルの交換が必要です。
また「ロープ式」では、ワイヤーロープをドラム状の装置で巻き取り、カゴを昇降させる方式です。
どんな家でも設置できる?
興味がある方のなかには、「どんな住まいに採用できるの?」と、設置のハードルが気になる方もいらっしゃるでしょう。
ホームエレベーターは、基本的に構造を選ばず設置することが可能な設備です。
構造とは、簡単にいうと、家を支える骨組みをどんな部材でどう組み立てているかをさします。
日本で主流となっている「木造」の住まいをはじめ、「鉄骨造」や「鉄筋コンクリート(RC)造」でも、設置できます。
構造によって確保したい広さや機種が変わる場合あるので気をつけましょう。
マイホームを建ててから、リフォームでホームエレベーターを設置することもできますが、工期も予算もふくらみます。
新築時のほうが導入しやすでしょう。
用途に合う種類と選び方
ホームエレベーターのバリエーションも増えており、選択に迷うかもしれません。
種類は、駆動方式のほかにも、「定員数」などで大別することが可能です。
一般的なものは「2人用」または「3人用」があります。
面積はほぼ変わりませんが、間口のひろい「横長タイプ」、奥行きのある「縦長タイプ」にわかれます。
車椅子で乗り込むか、介助者も乗るかなど、目的を想定して選ぶことも大切です。
また、家の階数にあわせて停止可能カ所が多いものを選ぶこともできるでしょう。
さらに、近年の機種は、デザイン性にも優れ、理想の家にマッチする見た目のものを選ぶことも可能です。
あたたかみのある木質タイプ、日本の邸宅にも合う和風のものなどもあります。
機能面も多彩です。
換気扇やLEDを採用したものや、音声案内でサポートするもの、ユニバーサルデザインに優れた機種もあります。
マイホーム計画時に、我が家にあうホームエレベーターを検討したいですね。
「ホームエレベーター」を自宅に設置するメリットとデメリットを紹介
ホームエレベーターの設置には、利点や注意点を両方把握して、検討することが大切です。
日常的に実感できる「メリット」が多数
設置のメリットは、まず「楽に上下階を移動できる」ことです。
現時点で、移動が楽であることはもちろん、先々でも有用です。
マイホームに暮らして時が経つと、家族の年齢も変化していきます。
上下階の移動が負担になったときも、ホームエレベーターが設置されていれば安心ですね。
また、上下階の移動が楽になることで、より理想的な間取りを追求できる場合もあります。
たとえば、日当たりや風通しの面から2階リビングしたいけれど、毎回の移動が大変というケースでも、ホームエレベーターがあれば移動のリスクがなくなるので間取りをあきらめずに済みますね。
また、ホームエレベーターは「一度に複数人が昇降できる」こともメリットです。
当たり前のことのように思えますが、日常の安心につながる利点です。
たとえば、高齢者と小さい子どもが同時に階段を使用するのは、移動スピードが異なるため、危険な場合もあります。
3人用ホームエレベーターなら、高齢者と子どもと親が同時に昇降もでき、階段と違い、家庭内事故が起きるリスクも軽減されます。
もちろん、介護が必要な家庭で、車椅子と介助者が一度に移動するときにも便利ですね。
さらに、家事の面でもうれしいメリットが、「重い荷物の運び込み」でしょう。
たとえば、重い荷物の買い物したときに居室の階へ運んだり、洗濯物を2階ベランダに運んだり、日常的に実感できる便利さです。
模様替えするときに、椅子などの家具を運ぶときにもメリットを実感できそうですね。
注意しておきたい「デメリット」
設置するとメリットの多いホームエレベーターですが、注意点もあります。
使い勝手の面で、デメリットといえるようなものはほとんどありませんが、「停電時の停止」は気をつけたいところです。
しかし、停電時に閉じ込められることを防止する機種もありますよ。
停電時にはバッテリーで稼働するものや、故障時にも、近くの停止階まで自動運転するものなどを選ぶとよいでしょう。
間取りの面では、設置するために「上下各階で同じ位置の確保」が必須です。
確保するスペースも、機種などに適した広さが必要となります。
階段を併用する場合は、そのスペースもありますから、敷地が広くない場合などは、居室などを圧迫する可能性もあります。
稼働音や開閉音を考慮して、寝室から遠い位置に配置したほうがよい場合もあるでしょう。
しかし、音の問題は体感に個人差があるため、人によってはデメリットとは感じないかもしれません。
最後に、「設置費用がかかる」というデメリットもあります。
初期費用とともに、ランニングコストも加味しましょう。
引き続き次の章で、費用も解説します。
「ホームエレベーター」の設置にかかる初期費用とランニングコスト
導入のための「初期費用」
ホームエレベーターも、以前よりも低価格なものも出て、導入しやすくなってきています。
とはいえ、まだコストがかかる一面がありますので、どのような項目がかかるか把握しておきましょう。
導入時の初期コストは、大きくわけて、本体代、工事代、申請費用になります。
注意したいのは、自宅の構造と階数で、本体代や工事代が変わる場合があることです。
たとえば、木造2階建てで、3人乗りの本体代の目安は300万円台になります。
また申請費用は、エレベーターの設置に適した家かを判断するためのコストです。
10万円から15万円ほど見ておきましょう。
定期的にかかる「ランニングコスト」
ホームエレベーターの維持管理にかかるランニングコストは、電気代のほかに、メンテナンス代が必要です。
月々の電気代は、500円から1000円ほどが目安になります。
また、ホームエレベーターを設置すると、建築基準法の定めで、維持保全の義務が発生します。
建築基準法とは、設備や構造などの最低基準を設けた法律です。
定期点検に、年間5万円ほどみておきましょう。
まとめ
ホームエレベーターの設置に関して、多方向から解説しました。
設置にはコストがかかりますが、耐用年数も長い設備なので、長期にわたって家族の暮らしを支えてくれます。
さまざまなタイプがありますから、ぜひ我が家の利用シーンを想定して検討してくださいね。
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