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大切な資産である「家」。
売却するときには、より高値で売りたいですよね。
有利な売却をかなえるには、買主が納得できる「家」に仕上げることがポイントになります。
今回は、内見での印象アップやハウスクリーニングについてなど、高値につながるポイントを解説します。
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「内見」の第一印象が高値に通じる!?
売却活動のなかでも、「内見」は家が売れる"決め手"ともいえる重要な場面です。
内見にきた購入検討者は、実際の「家」を自分の目でみて、第一印象を感じ取ります。
それまで写真や資料で見ていた物件を自身の目で見るとインパクトがあり、良くも悪くも印象に大きく作用するでしょう。
しかし、決して不安になることはありません。
内見にきた人は、すでにある程度の希望をクリアし、購入への関心を持っておとずれていると考えられます。
購買検討者の心をつかみ、納得できる「家」と感じてもらえれば、高値や早期売却の可能性も高まりますね。
内見は、購入や高値へのひと押しになり得ます。
チャンスを最大限に活かすために、印象アップにつながるポイントを見ていきましょう。
「内見」で印象を上げるポイント
まずは、高値のためにも「掃除の徹底」が大切です。
場所ごとに、掃除やポイントをチェックしましょう。
訪問時に入る玄関は、においが注意点。
不快なにおいではなくても、他の人の家で独特のにおいを感じた経験がある方は、多いのではないでしょうか。
脱臭剤を置き、靴や傘立てなども片付け、入った瞬間に広さと清潔感を感じる家にしたいですね。
においに関しては、ペットやたばこのにおいをさせないことも大切です。
内見前には換気を十分におこないます。
室内では「水まわり」が重要です。
キッチンや浴室、洗面室、トイレなど、内見者が細かくチェックします。
また、収納も、こだわりをもつ買い手がいます。
住んだまま売却する場合など、見られることに抵抗があるかもしれませんが、整理や掃除をして見学可能にしておきましょう。
照明をすべてつけて、カーテンもすべて開けて明るくします。
室外では、ベランダや庭も片付け、庭木の剪定などもして日当たりのよさを感じさせましょう。
これらのポイントは一例ですが、印象アップが期待でき、ひいては高値や早期売却へとつながります。
「ハウスクリーニング」で値引きされない工夫
汚れが目立つ場合は、自らの掃除にくわえて、「ハウスクリーニング」を利用するのも手ですよ。
家の売却前のクリーニングは義務とはされていません。
しかし、自分でおこなう掃除には限界があり、頑固な汚れへの対応や、掃除しにくい場所をきれいに仕上げることが難しい場合もあります。
買い手から見ると、同じような条件の家がいくつかあれば、より「きれい」と感じた方に好感を抱き、購買意欲を高めるでしょう。
あるいは、汚れなどのマイナス要因から、値引きの交渉をする可能性もあります。
中古は購入後のリフォームを視野にいれる買い手もいるため、通常、売却前のリフォームは不要とされています。
とはいえ、数百万円かかることが多いリフォームに比べて、クリーニングだけなら数万円から、家をきれいに仕上げることが可能です。
クリーニングは好感を上げて値引きを防ぎ、高値の売却につなげる、費用対効果の高い対策のひとつといえそうですね。
家の高値売却に効果的な「ハウスクリーニング」と上手な活用法
売却のための「ハウスクリーニング」はいつする?
「ハウスクリーニング」とは、専門業者に依頼しておこなう清掃のサービスです。
専門的な知識やノウハウ、技術を活かしながら、プロが使う特殊な道具や洗剤を用いて、一般的な掃除では落とせない汚れなどにも対応します。
家の美しさを取り戻す方法としてはリフォームもありますが、リフォームは経年などによる破損の修繕工事です。
リフォームで壁紙交換するのも効果的ですが、ハウスクリーニングの方がより手軽で、売却前におこなうには十分な対策となります。
また活用するときには、適したタイミングがあります。
内見よりも前に実施することが大切ですが、可能なら「査定前」が理想的です。
査定の際、不動産会社に対しても好印象だと、「内見におすすめしやすい家」「高値になりそうな家」と感じてもらえ、積極的な売却活動も期待できるでしょう。
とくに活用したい場所
ハウスクリーニングでは、自分では掃除しにくい場所や、買主にチェックされやすいところを中心に依頼するのがおすすめです。
費用の面でも、効率的におこなえますね。
「水まわり」の多くは活用したい場所です。
とくに「キッチン」のシンクは自分では落としにくい水アカが目立ちますし、頑固な油汚れのついたレンジフードも、プロの清掃が効果的です。
「浴室」「洗面台」の水アカやカビ、「トイレ」の黒ずみや黄ばみなども目立ちます。
「浴室」では天井や目地、鏡なども、プロの技術が有用です。
さらに、室内の「床」や「天井」、「エアコンの内部」も、ハウスクリーニングの活用が適しています。
「天井」は手が届きにくいためにお手入れもしにくく、「床」はプロに頼むと、材質を傷めずにワックスもして、輝きを取り戻せます。
「床」も「天井」も、面積が広く、買主の視界に入って印象を左右します。
また、ハウスクリーニング業者を選ぶときは口コミなども参考にしながら、相見積もりをして複数社から選択するのがよいでしょう。
高値売却につながるコツ!家の「アピールポイント」をまとめて売却活動に活かす
内覧前にしておきたい「アピールポイントの整理」
清掃などで家を美しく仕上げるほかにも、高値で売却できるコツがあります。
基礎価値から、その家ならではのアピールポイントまで探り、整理しておくことがおすすめです。
売却する売主がアピールポイントをあきらかにしておけば、不動産会社が売却活動をする際にも、広告でより効果的に訴求できたり、競合物件にはない魅力を伝えられたりと、高値につながる活用ができます。
「日当たり」や「風通し」「周辺環境」「立地」などの基本的な部分も、より深く整理してみましょう。
たとえば、単なる「駅から近い」だけでなく、「駅まで徒歩約●分で、始発駅なので座って通勤可能」など、アピールポイントとしての魅力度を上げられる可能性があります。
また、その家ならではのアピールポイントは、性能や設備ばかりではなく、視野を広げるとさまざまな魅力を発見できます。
「2階のベランダから毎年花火大会が見られる」「近所の子育て家族に評判の小児科も近く」など、住んでいるからこそ知っている魅力は、高値でも買いたいと思わせる説得力に繋がるでしょう。
内覧当日にPOPで伝える
整理したアピールポイントは不動産会社に直接伝える以外にも、役立ちます。
たとえば、内見時に備えて「POP」にするのも効果的です。
POPとは、カードなどに手書きした広告のことです。
たとえば、リビングに「一日中、陽光がさしこみ、冬もあたたかいリビングです」、窓際に「夏は、ベランダが花火大会の特等席!」など短い一文を書いておくと、内見に対応する営業担当者へのフォローにもなります。
より具体的に家の魅力を伝えてもらうことが、競合物件との差別化にもなり、高値の売却をかなえます。
玄関に、歓迎のメッセージを添えれば、買い手の好感度もあがりますね。
広告の掲載写真に活かす
家の売却活動は、内見の前からスタートしています。
インターネットの広告でも、魅力的にアピールポイントを伝えたいですよね。
広告ではより部屋や外観など「写真」を多く掲載することがポイントですが、アピールポイントがわかっていれば、特徴が伝わるカットの撮影や選定もしやすいでしょう。
魅力的な写真を見た購入検討者は、高値にも納得して、内見に参加することが期待できます。
まとめ
家を高値で売るためのポイントを解説しました。
ハウスクリーニングを利用する際は、万一、何かを損壊しても修理代が出る賠償責任保険に加入している業者から選ぶのもコツですよ。
査定までに美しく仕上げて、高値につなげたいですね。
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