在宅の介護について考えたことはありますか?
自身の両親や配偶者の親族、自身が被介護者という場合などに意識する方も多いのではないでしょうか。
今回は介護目的にリフォームする方法や、補助金の給付についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
介護目的のリフォーム工事の注意点とは?
介護する側、される側の立場に立った、快適な空間を作ることが大切です。
トイレについては車いすでも出入りしやすいように広くしたり、手すりや介護用具が備えられるスペースを設けたりすることが必要です。
介護される側の心地良さを考えがちですが、介護する側である家族や介助者の視点にも、十分な考察が必要です。
工事やリフォームの内容によっては、補助金の給付を受けることができます。
介護目的でリフォーム工事をするなら補助金の確認も忘れずに!
実際に大阪市で給付の対象となるリフォームや工事の概要について、ご説明します。
1. 階段や廊下などの手すりの取り付け
2. 段差や階段の解消
3. 滑り防止、移動を円滑にするための通路面の素材の変更
4. 引き戸などへの扉の付け替え
5. 和式便所を洋式などに変更する(平成27年度からは位置・向きの変更も含む)
6. そのほか1~5の工事に付属して必要と認められる工事
補助金の給付内容は要介護度に関わらず、20万円が上限とされています。
そのうちの1割、または2~3割は自己負担になります。
1度の工事やリフォームで20万円まで使い切らずに、何度かに分けて使用することもできます。
さらに「介護が必要とされる程度」が3段階以上上がった場合や、引っ越しした場合は、再度給付の利用が可能です。
介護目的でリフォーム工事をする際に補助金給付を受け取る方法
大阪市で補助金の給付を受ける場合は、工事やリフォームの「事前に」申請することが条件となります。
また工事やリフォームを始める前に介護保険の対象になるか、ケアマネジャーや住んでいる区の保健福祉センターの介護保険窓口への相談が必要です。
給付の受け取りには主に2種類あります。
1. 給付券方式
あらかじめ登録されている、給付券取扱事業者を利用するときに、事前に申請します。
「給付券」を大阪市が発行することで直接、給付券取扱事業者に支払ってくれます。
2. 償還払い方式
工事やリフォームの前に申請を行い、その後に領収書の書類を提出することで、工事でかかった費用から計算して、補助金の給付をもらうことができる方法です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、介護目的でリフォームを行う方向けに、リフォームの前に知っておいて欲しいポイントをご紹介しました。
大阪市で介護目的のリフォームを行おうとお考えの方はぜひ、今回ご紹介したことを参考にしてみてください。
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自宅のリフォームをお考えの方はぜひ、当社までお気軽にご相談ください。