中古マンションは、条件が良ければ新築よりも安く、優れた住まいが手に入ることもあると言われています。
しかし、中古マンションの場合は見えない部分の劣化といった、購入を決めた後の心配もつきものです。
今回は中古マンションを購入する際に、購入するべきかどうかの見分け方をご紹介します。
中古マンション購入の見分け方① 共用部の劣化をチェックする
外壁や廊下、ゴミ捨て場などの共用部には、そのマンションの実情が現れています。
まずは外壁のタイルがはがれ落ちていたり、浮いていたりする箇所がないか、廊下や階段などに大きなひび割れがないかをチェックします。
建物はどうしても年数とともに劣化していくものですが、長く放置すると状態は悪化し、修繕コストも膨れ上がってしまいます。
そのため、もし見ただけでわかる場所に劣化が確認できた場合は、管理組合が把握しているのか、直近で修繕計画があるのかどうかを確認する事をおすすめします。
中古マンション購入の見分け方② 共用部の使用状態をチェックする
続いては、エントランスやゴミ置き場、駐車場・駐輪場などの共用部の使用状態をチェックします。
きちんと清掃されているかどうかや、清潔に使われているかどうかをチェックすれば、なんとなくそこに住んでいる住民や管理組合が、どのような人たちなのかが分かります。
比較的築年数の浅い中古マンションであったとしても、住民の使い方が悪かったり、管理組合がしっかり機能していなかったりといった様子であれば、建物の劣化が早くなったり、トラブルなどの心配もあります。
中古マンション購入の見分け方③ 専有部はホームインスペクションを利用する
専有部についても、可能であればできるだけ細かい箇所の劣化具合などを把握しておきたいものです。
そこでおすすめなのは、ホームインスペクション(住宅診断)です。
内見の際は売主が居住中のケースも多く、かつこちらが素人であれば、どうしても細かいところまでチェックするのをためらったり、見逃してしまう箇所があったりするかもしれません。
そういった場合でも、ホームインスペクションを依頼する事で、専門家である第三者に住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを、的確にアドバイスしてもらうことができます。
まとめ
中古マンションは、室内だけでなく、共用部や管理体制などもあわせてチェックすることが、見分け方のコツです。
中古マンションを購入したいけど不安があるという方は、ご紹介した内容を参考にしてみてください。
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中古マンションの購入をご検討の際は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。