平屋建ての暮らしと聞くと、リタイア後のセカンドライフのための住宅といったイメージがあるかもしれません。
しかし若い子育て世帯の間でも近年、密かなブームとなっています。
今回はコストや機能面から見直されている、平屋建てならではの魅力を紹介します。
平屋建ての魅力 メリット
・家事がしやすい
平屋建てのメリットは、何と言っても生活動線の効率の良さです。
例えば洗面台など水回りを一階、物干しのあるバルコニーが二階といった間取りでは、洗濯の際に上下移動が多く大変な重労働ですよね。
平屋建てなら、家事動線がフラットなのでとても快適な点が魅力です。
・子どもがいても安心
戸建てで子どもが怪我をしやすい場所に、階段が挙げられます。
大人でも足を踏み外すことがあるくらいですから、子どもがある程度大きくなってからでも危険性は変わりません。
屋内に階段を設けずに済むのは、平屋建てならではのメリットです。
・階段用のスペースが不要
平屋建ては部屋数が少ない点が、デメリットに感じられるかもしれません。
しかし4~5帖ほど必要な階段用のスペースが要りませんから、その部分を部屋や収納スペースにすることができます。
平屋建てでは与えにくいとイメージのある子ども部屋も、寝るとき・一人で勉強したいときのみ過ごす部屋と割り切ってしまえば、階段用のスペースを充てるだけで十分に実現可能です。
リビングを広く取ったり、スキップフロアで空間に動きを付けたりするのもおすすめです。
・耐震性に優れている
建物自体の重量が軽いので、耐震性に優れています。
阪神・淡路大震災では、死因の8割が圧死で、一階で就寝中していたところを二階部分の下敷きになったものが多くありました。
もちろん旧耐震基準の木造家屋が多かった1995年当時と比べれば、新耐震基準で建てられている現在では、2階建て以上の耐震性も向上しています。
しかしながら倒壊には至らなくとも、高さのある建物は揺れの影響で損傷しやすいデメリットがあります。
そのため同じ木造建築なら、軽くて高さが低い方が倒壊・損傷しにくく耐震性に優れている点が魅力です。
平屋建ての魅力 デメリット
・坪単価が高く、広い土地が必要となる。
平屋は2階建てよりも床面積が減ってしまうため坪単価が高くなるデメリットがあります。
またある程度土地の広さも必要ですので、その部分で取得コストがかかってしまうことも。
しかしその後の修繕・リフォーム費は抑えられますから、ロングスパンで捉えれば住宅コストを削減できます。
・防犯が必須
全てが一階にあるので、入念な防犯が必須になるでしょう。
特に空き巣の侵入経路として狙われやすい窓は、防犯ガラスや防犯フィルムで割れにくくする必要があります。
庭には足音の響きやすい防犯用の砂利を敷いたり、死角になりにくい塀にするなどして、そもそも敷地内へ入らせない工夫もしましょう。
近年では3,000円台から加入できるホームセキュリティがあります。
子どもの見守りにも活用できますから、子どもだけで留守番する機会が多い家庭にもおすすめです。
まとめ
平屋建て住宅の魅力を紹介しました。
紹介したもの以外にも、平屋建てはコンパクトな住まいですから、子どもが巣立ち夫婦ふたりの生活になっても手入れがしやすいなどのメリットがたくさんあります。
センチュリー21グローバル不動産販売では今回ご紹介した平屋建ての住宅の他にも様々な物件をご用意しております。
お客様のライフプランに合わせた物件をご提供いたしますので、お引越しをお考えの際はぜひセンチュリー21グローバル不動産販売までお気軽にお問い合わせ下さい。